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ヒト幹細胞化粧品とは?相性の良い3つの成分と開発時の注意点をプロが解説

ヒト幹細胞化粧品が、どのようなものかご存じですか。

ヒト幹細胞化粧品とは、ヒトの体から採取した幹細胞を培養し、その過程で得られる培養液を配合したスキンケア製品です。

本記事では、ヒト幹細胞の効果や、開発の注意点について詳しく解説します。

最後まで読めば、ヒト幹細胞の由来ごとの効果がわかり、ターゲットのニーズに沿った化粧品開発のヒントが得られるはずです。

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ヒト幹細胞化粧品とは|ヒト由来成分で肌をケアする化粧品

ヒト幹細胞化粧品とは、ヒト由来の幹細胞を培養した際に得られる培養液(上清液)を配合したスキンケア製品です。

培養液には、成長因子やサイトカインなど100種類以上の活性物質が含まれています。肌の細胞を活性化し、再生やターンオーバーの正常化を促進する効果が期待されています。

ここでは、ヒト幹細胞化粧品の種類や効果について、以下の観点でまとめました。

  • 幹細胞の種類
  • ヒト幹細胞の由来と効果

幹細胞の種類

幹細胞は、ヒト幹細胞・植物幹細胞・動物幹細胞の3つに分けられます。

種類 由来 特徴・用途
ヒト幹細胞 ヒト 再生医療・美容、肌再生
植物幹細胞 植物 保湿・抗酸化作用
動物幹細胞 動物 研究用途が中心

幹細胞は、自己複製能と分化能という2つの特殊な能力を持ち、肌の再生や修復をサポートします。

特にヒト幹細胞は、再生医療や美容分野で注目されており、肌のターンオーバー促進やエイジングケア成分として化粧品への活用が可能です。

ヒト幹細胞の由来と効果 

ヒト幹細胞の由来部位や効果は、以下のとおりです。

由来部位 主な効果 特徴
皮下脂肪 肌のハリ・弾力UP 成長因子が豊富で再生力が高い
骨髄 細胞の活性化・修復 多様な細胞に分化が可能
歯髄 増殖スピードが速い 骨や神経への分化も可能

ヒト幹細胞化粧品は、主にヒトの皮下脂肪や骨髄などから採取された幹細胞の培養液を利用しています。

特に脂肪由来の幹細胞は、成長因子を豊富に含んでおり、肌のハリや弾力の向上、エイジングケア効果が期待できます。美容液やクリームのようなスキンケア製品への配合も可能です。

最新技術では、より多くの成長因子を引き出す三次元培養法も導入されています。

ヒト幹細胞化粧品と相性の良い成分3選

ヒト幹細胞化粧品と相性の良い成分は、以下の3つです。

成分 効果・特徴 相性が良いポイント
ビタミンC 強力な抗酸化作用があり、コラーゲン生成の促進やシミ・くすみケアが期待できる。 肌の透明感をアップさせてエイジングケアを強化する。
ナイアシンアミド 肌のバリア機能を強化し、毛穴ケアができる。 幹細胞成分の肌再生作用と相乗効果が期待できる。
レチノール ターンオーバー促進やコラーゲン生成で、ハリ感の向上が期待できる。 幹細胞の成長因子と組み合わせて若々しい肌へ導く。

ヒト幹細胞化粧品は、ビタミンCやナイアシンアミド、レチノールといった美容成分と組み合わせると、より高いエイジングケア効果が期待できます。

これら3つの成分は、多角的な美肌サポートを実現し、ターンオーバー促進やバリア機能強化にも役立ちます。

各成分について詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
ビタミンCの効果とは?不足時のリスクや摂取推奨量も解説【肌と体内別】
ナイアシンアミドとは?注目するべき美容効果5選!敏感肌の方でも使える理由も解説

ヒト幹細胞化粧品を開発する際の注意点3選

ヒト幹細胞化粧品を開発する際の注意点は、以下の3つです。

ヒト幹細胞化粧品を開発する際の注意点3選

ポイントを抑えておけば、より安全で効果的なヒト幹細胞化粧品の開発が実現するでしょう。

原料の品質と安全性を確保する

ヒト幹細胞化粧品を開発する際は、原料の品質や安全性をしっかり守りましょう。

ヒト由来の成分を使っているため、感染症を防ぐ厳しい検査や管理が必要です。

具体的には、ウイルス・細菌検査、無菌環境での製造、成分の厳格な分析など、多段階の安全性試験が義務付けられています。

また、成分を提供してくれた人の同意やプライバシー保護、人権やルールを守る配慮も欠かせません。

徹底した管理を行い、万が一の健康被害や市場リスクを最小限に抑えましょう。

サイトカインや成長因子などの成分を最大限活かす

ヒト幹細胞化粧品で差別化を図るには、サイトカインや成長因子などの有用成分を、いかに高濃度かつ安定的に配合できるかがカギです。

たとえば、EGF(上皮成長因子)はシミやくすみのケア、インターロイキン(サイトカイン)は炎症抑制や肌荒れ防止に寄与します。

成分を最大限活かすには、先進的な技術を用いて成分量を高め、さらにエクソソームなど細胞間伝達物質も積極的に配合するとよいでしょう。

専門知識がない場合は、化粧品OEMメーカーへ依頼し、企画や処方設計、製造を一任するのがおすすめです。

幹細胞の由来で差別化する

幹細胞の由来によって化粧品の特徴が異なるため、どの部位から採取した幹細胞を使っているかを明確に示すことで差別化が図れるでしょう。

たとえば、皮下脂肪由来の幹細胞は成長因子が豊富で、肌のハリや弾力アップに効果が期待できます。

一方、臍帯血由来幹細胞は再生力が高いとされており、肌の修復やターンオーバーのサポートが期待できます(ただし、国内流通や化粧品利用は限定的)。

由来ごとの特徴を理解し、ターゲットのニーズに合わせて適切な幹細胞を選びましょう。

ヒト幹細胞化粧品のアイテム例2選

ヒト幹細胞を活用した化粧品を2つ紹介します。

  • ステムボーテ「StemBeaute Lotion 」
  • エテルナム「エテルナムセラム」

ステムボーテ「StemBeaute Lotion」

ステムボーテ「StemBeaute Lotion」

引用:StemBeaute公式サイト

販売名 StemBeaute Lotion
区分 化粧品
内容量 180mL
値段 11,200円(税込)
特徴 ・3D培養で得られた、成長因子やエクソソームなどを豊富に含む有効成分を使用
・1本で顔と全身の肌をしっとりと整える

ステムボーテの「StemBeaute Lotion」は、ヒト幹細胞培養液とビタミンCを高濃度で配合した化粧水です。

グリセリンも豊富に配合されているため、高い保湿効果があり肌内部の水分の蒸発を防ぎます。

ビタミンC誘導体が、ヒト幹細胞培養液の効能を最大限に活かすため、より高いエイジングケア効果が期待できるアイテムです。

エテルナム「エテルナムセラム」

エテルナム「エテルナムセラム」

引用:エテルナム公式サイト

販売名 エテルナムセラム
区分 化粧品
内容量 30mL
値段 14,300円(税込)
特徴 ・22種の植物由来成分(*1)で肌への刺激が少なく、敏感肌にも使いやすい
・セイヨウオオバコ種子エキス配合で、コラーゲンやケラチンなどの糖化を防ぎ、肌のハリや透明感を保つ

エテルナムの「エテルナムセラム」は、ヒト臍帯由来間葉系幹細胞培養上清液を配合した、肌機能の向上が期待できる美容液です。

肌のターンオーバーをサポートし、日焼けによるシミも防ぎます。

保湿効果の高いツボクサ葉エキス配合で、幅広い年齢肌の悩みに寄り添う美容液です。

(1*) シア脂、ツボクサ葉エキス、アジアチコシド(ツボクサ由来成分)、マデカッソシド(ツボクサ由来成分)、グリチルレチン酸ステアリル(甘草由来)、カンゾウ葉エキス、カンゾウ根エキス、クインスシードエキス、アロエベラ葉エキス、オウゴン根エキス、マグワ根皮エキス、セイヨウオオバコ種子エキス、ヒメフウロエキス、ムラサキシキブ果実エキス、カワラヨモギ花エキス、ビルベリー葉エキス、ラベンダー花エキス、マカデミア種子油、メドウフォーム種子油、オレンジ果皮油、カニナバラ果実油、ローマカミツレ花油、ラベンダー油

まとめ|ヒト幹細胞化粧品の開発ならベイコスメティックス

ヒト幹細胞化粧品は、ヒト由来の幹細胞培養液に含まれる成長因子やサイトカインの力で、肌の再生や修復、エイジングケアをサポートするスキンケアとして注目されています。

開発の際は、幹細胞の由来による差別化、原料の品質や安全性の確保が重要なポイントです。

ベイコスメティックスでは、成分を熟知したスタッフが市場調査から商品企画、設計・販促までをトータルでサポートします。※オフライン開拓まで支援

ヒト幹細胞化粧品を開発したいけど、自社では扱いに自信がないと感じている企業様は、安心してお任せください。

以下から無料の資料をダウンロードできるので、さっそく詳しい内容を確認してみましょう。

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