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化粧品の香りの重要性とトレンド|選ばれる香りの秘密を徹底解説!

本記事のまとめ

化粧品に使われる香料は、原材料の匂いを消し使用体験を豊かにするために用いられる

香料の種類には天然香料と合成香料があるが、両方をハイブリッドして使用する場合が多い

化粧品の香りのトレンドは日々変化しているため、化粧品の香料に悩んだらBAYCOSMETICSに相談するのがおすすめ

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化粧品に使われる香料とは?

化粧品は肌や髪を美しく整えるために使用されるだけでなく、私たちの心を癒し、生活に彩りを与える存在です。

その中でも、「いい香り」と感じる化粧品には魅力を感じるものです。化粧品における香りの重要性や今後の香りのトレンドをみていきましょう。

化粧品に香りを付ける目的は?



化粧品に香りを付ける目的は主に2つあります。

一つは原料特有の臭いを隠す「マスキング効果」、もう一つは製品に心地よい香りを与え、使用体験を豊かにする「付加価値効果」です。

香りは化粧品や香水などの製品では「フレグランス」と呼び、嗅覚を通じて感覚的な体験を提供します。一方で、食品や飲料に香りを付ける際には「フレーバー」と呼ばれ、これは嗅覚だけでなく味覚とも結びつきます。

香りは化粧品の印象を大きく左右する大切な要素です。

香りと化粧品の関係

香りと化粧品の関係を次の2つのポイントから考えましょう。

香りが化粧品に与える心理的影響

香りは、嗅覚を通じて人の感情や記憶に深く影響を与えることが知られています。

例えば、シトラス系の香りは気分をリフレッシュさせ、ラベンダーの香りはリラックス効果をもたらします。これらの香りが化粧品に取り入れられることで、使用者に「癒し」や「高揚感」を与えることができるのです。

また、香りは無意識のうちに記憶と結びつき(プルースト効果)、特定の製品やブランドへの愛着を作る役割を果たします。また、「○○のミストの香り」と伝えればその香りがわかってしまうほど、商品名がその香りの代名詞のようになることもよくみられます。

香りが化粧品の購買意欲に与える役割



香りは購買意欲に直接影響を及ぼします。

化粧品売り場でにおいを嗅いでみて、「いい香り!」とその香りに惹かれて購入を決めた経験がある人も多いでしょう。消費者にとって香りは、化粧品の品質や価値を直感的に判断する重要な材料の1つです。

また、香りは製品の「印象」を決定づける大きな要素です。同じような機能や価格帯の製品であっても、香りが異なるだけで「高級感」や「親しみやすさ」といったイメージが大きく変わります。

化粧品の香りは天然精油か合成香料



化粧品に香りを付ける方法は大きく分けて2種類あります。それが「精油」と「合成香料」です。これらはそれぞれ異なる特性を持ち、製品のコンセプトやターゲットに応じて使い分けられます。

天然精油

天然精油は植物から抽出された香り成分です。

天然精油には香りだけでなく抗菌やアロマセラピー効果が期待できるものがあるため、+αの効果を付けることができます。ラベンダーやローズ、オレンジなどの精油は、長く親しまれています。

メリット デメリット
天然成分という安心感がある リラクゼーションやストレス軽減などのアロマセラピー効果も期待できる 高価なため製品コストが上がる 天然ゆえのアレルギーの恐れがある


人工的な化学成分を避けたい消費者にとって、天然精油は魅力的です。

合成香料



合成香料は化学的に合成された香り成分を指します。技術の進歩により、現在では自然界には存在しないユニークな香りを作り出すことが可能です。
メリット デメリット
香りのバリエーションが自由自在 香りが持続しやすい 大量生産が可能なためコストが安い 人工的・化学的で敬遠されることがある


化学的成分を好まない層にとっては、選択肢から外れてしまいます。

天然精油+合成香料のハイブリッド

最近では、天然精油と合成香料を組み合わせるハイブリッドな手法がよくみられます。これにより、自然由来のイメージを保ちながら、合成香料の持続性とバリエーションを活かすことが可能です。

天然精油の種類について



化粧品に香りを付ける際に使用される天然精油は、その特性や香りのタイプによって選びます。以下はよく使用される天然精油の例です。

【フローラル系】

種類 効果
ラベンダー精油 リラックス効果がある
ローズ精油 高級感がある
ジャスミン精油 エレガントで甘い
イランイラン精油 官能的な甘さ


【フルーティ・柑橘系】

種類 効果
オレンジ精油 明るく温かみのあるフレッシュ感
ベルガモット精油 爽やかさと深みを持つ
グレープフルーツ精油 爽やかで元気のある香り
レモングラス精油 爽やか・防虫効果


【ウッディ系】

種類 効果
サンダルウッド精油 温かみのある香り・リラクゼーション効果
シダーウッド精油 爽やかで落ち着いた香り
パチュリ精油 土っぽい深みのある香り


【ハーバル系】

種類 効果
ペパーミント精油 クールで爽快・リフレッシュ効果
ティーツリー精油 清潔感のある香り・抗菌抗炎症作用
ローズマリー精油 クリアな香り・集中力と高揚感


【スパイシー系】

種類 効果
ジンジャー精油 クリアでスパイシーな香り・発汗作用
クローブ精油 甘くスパイシーな香り


化粧品の香りのトレンド



化粧品における香りのトレンドは時代とともに変化しています。消費者の価値観やライフスタイルの変化が、香りの選択にも影響を与えています。

香りを付ける際には一つの香りではなく、複数の香りで好みの香りに調節することのほうがメジャーです。

かつては濃厚で持続性のある香りが好まれていましたが、近年ではより自然で控えめな香りがトレンドとなっています。香りをあえて目立たせない「微香性」や「無香料」が支持されるのは、現代のナチュラル志向の影響といえるでしょう。

また、男性・女性を問わず使用できる香りが注目されています。

シトラスやウッディ、ハーバル系などのジェンダーニュートラルな香りが人気です。特にサボン系(石鹸の香り)は、清潔感があり男女問わず好まれ人気上昇中で、今後も注目の香りといえるでしょう。

化粧品アイテムによる香りの立ち位置の違い

まず、下の図をご覧ください。
引用:PRTIMES|「LIPS」による調査


これは、「LIPS」が10代~50代のLIPSユーザー2,035名に「アイテムごとの香りの有無の好み」を調査した結果をまとめたものです。
  • シャンプー/コンディショナー
  • ヘアトリートメント
  • ハンドクリーム
上記のアイテムに関しては、約7割が「好きな香りがいい」と回答。約2割が「香りにこだわりはないが、香りつきがいい」という結果に。

つまり全体の約9割は「香り」を基準としてアイテムを選んでいることが分かりました。 ヘアケア系は特に「香り」がアイテム選びの大きな要因となっている可能性が大きいことが分かります。
(引用:PRTIMES|「LIPS」による調査)

逆に、市場拡大中のデリケートゾーン用は無香料が好まれています。

また、これまで香り付きが人気であったリップクリームが、無香料が好まれる方向に進んでいるようです。

化粧品の香りで今後ポイントとなることは?

化粧品に香りを付ける際は、ターゲットとなる性別・年代・ライフスタイルを考えることは言うまでもありません。一般的に好まれる香りの傾向を表にしました。

【年齢層別】

年齢層 特徴
10代~20代 甘くフルーティな香りが好まれる傾向にある 特にマンゴーやベリー系が人気
30代~40代 フローラル系や爽やかな香りが支持される
50代以上 落ち着きのあるウッディ系が選ばれることが多い 華やかなフローラルを好む層もある


【性別別】

性別 特徴
女性 フローラルやフルーティ系が主流
男性 ウッディ系やスパイシー系が支持される


【ライフスタイル別】

ライフスタイル 特徴
ナチュラル志向 精油を使ったオーガニック製品が求められる
アクティブ層 爽やかで元気を与える香りが好まれる
ビジネス層 控えめで洗練された香りが好まれる
ただし、これは一般的な傾向であり、その製品の特徴ともいえる香りを付けることがいちばん大切です。

また、「名称だけでその香りのイメージが想像できる化粧品」が最近求められる傾向にあります。

ジェンダーニュートラルなサボン(石鹸の香り)・シトラス・ウッディ・ハーバル系が好まれる中で、よりパーソナライズされた香りの化粧品は多くの方に手に取ってもらえるでしょう。

ベイコスメティックスは 香りにもこだわった化粧品開発も可能です。興味ある方は、ぜひお問い合わせください。

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