ヒアルロン酸がどのような成分なのか、知りたいと考えていませんか?
ヒアルロン酸は保水力の高い成分で、保湿を目的にした化粧品を開発する上では重要です。
本記事では、ヒアルロン酸の特徴や役割を詳しく説明します。最後まで読めば、ヒアルロン酸がどんなアイテムに適しているか分かり、化粧品開発の参考になるはずです。
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資料をダウンロードする▶ヒアルロン酸とは|化粧品・美容施術でも用いられる保湿成分
ヒアルロン酸は、もともと人体に存在している保水力の高い成分です。皮膚や関節、目の組織に多く含まれています。
最大の特徴は、ヒアルロン酸1gで約6Lの水分を保持できることです。体内のヒアルロン酸の約50%は皮膚に存在しており、肌の水分を維持し、ハリや弾力をもたらすクッションの役割を果たしています。
体内のヒアルロン酸は20代をピークに、徐々に減少していくことが分かっています。特に40代以降は急速に減少するので、肌を守るため補うことが重要です。
ヒアルロン酸は安定性・安全性が高い成分です。スキンケア製品にも広く配合され、肌になじみやすく、うるおいを保つ働きが期待されています。
美容皮膚科でもヒアルロン酸は注目を集めており、ヒアルロン酸注射は人気の施術です。ヒアルロン酸を注入し、肌に弾力を与え、シワやほうれい線を目立たなくします。
化粧品に配合されるヒアルロン酸の役割3選
ヒアルロン酸は、主に以下3つの効果を期待して化粧品に配合されています。
- 高い保水力で肌のうるおいを保持する
- 水分で肌のハリと弾力を支える
- 保湿膜で肌のバリア機能を強化する
ヒアルロン酸はスキンケアには重要な保湿成分なので、きちんと役割を理解し、採用するかどうかを決めましょう。
高い保水力で肌のうるおいを保持する
ヒアルロン酸は保水力が高く、肌に持続的なうるおいを与えてくれます。
ヒアルロン酸の中でも、特に低分子なものは角質層の奥まで浸透します。内側で水分を抱え込んでくれるので、肌の乾燥を長時間防ぐことが可能です。
うるおいがキープできている肌は、スキンケアの浸透性が高まります。そのため、ヒアルロン酸は導入美容液や化粧水に採用されることが多い成分です。
水分で肌のハリと弾力をサポートする
ヒアルロン酸は、肌のハリや弾力を維持するために重要な成分です。ヒアルロン酸によって肌の水分量がキープできると、内部からのハリが持続します。
特に、加齢によるヒアルロン酸の減少がシワの原因となるため、ヒアルロン酸を補給すると肌のふっくら感を保ち、若々しい印象を与えられます。エイジングケアを目的としたスキンケア製品を開発する際には、配合を検討したい成分のひとつです。
保湿膜で肌のバリア機能を強化する
ヒアルロン酸は肌の水分を保持する役割だけでなく、外部環境からのダメージを防ぐ「保護膜」のような機能を持っています。特に、高分子のヒアルロン酸は肌表面にとどまるので、紫外線や乾燥などの外部刺激から肌を守ります。こうしてヒアルロン酸は、肌のバリア機能をサポートする一助となるのです。
バリア機能の強化は、敏感肌や乾燥肌の方にとってはうれしい働きです。大きさや機能の異なるヒアルロン酸を適切に選んだり組み合わせたりすることで、ターゲット層に適した化粧品を開発しましょう。
化粧品に配合されているヒアルロン酸の種類3選
化粧品に配合されているヒアルロン酸は、以下の3つに大別できます。
- 高分子ヒアルロン酸
- 低分子ヒアルロン酸
- 機能性ヒアルロン酸
それぞれの特徴を知り、ヒアルロン酸配合の化粧品をつくる際の参考にしてみてください。
高分子ヒアルロン酸
高分子ヒアルロン酸は、分子量が大きいのが特徴です。角層に浸透しにくい一方、肌表面にとどまって「保湿膜」となり、肌のバリア機能を強化します。
具体的には、ヒアルロン酸Naやヒアルロン酸クロスポリマーNaなどがあり、敏感肌や乾燥肌向けのスキンケア製品に適しています。
低分子ヒアルロン酸
低分子ヒアルロン酸は、通常のヒアルロン酸を加水分解して分子量を小さくしたものです。低分子になると角質層まで浸透しやすく、肌内部の水分保持をサポートします。
一方で、高分子ヒアルロン酸と比べると保水力も小さくなるので、組み合わせて配合するのが効果的です。加水分解ヒアルロン酸やナノヒアルロン酸といった成分があり、美容液などに広く用いられています。
機能性ヒアルロン酸
機能性ヒアルロン酸は、従来のヒアルロン酸に特定の機能を付与した新世代のヒアルロン酸です。代表的なものに、以下の成分があります。
- アセチルヒアルロン酸Na:ヒアルロン酸Naをアセチル化したもので、さっぱりした使用感になっている。
- ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム(吸着型ヒアルロン酸):肌や髪に吸着しやすく、洗い流しても保湿効果が持続する。
化粧下地やファンデーション、ヘアケア製品にも活用されることが多く、スキンケアの枠を越えた応用が進んでいます。
ヒアルロン酸を活かした化粧品開発の成功事例3選
ヒアルロン酸を活用した化粧品の成功事例として、以下の3つを紹介します。
- ロート製薬「肌ラボ 極潤ヒアルロン液」
- ONE BY KOSE「ザ ウォーター メイト」
- IPSA「ザ タイムR アクア」
ロート製薬「肌ラボ 極潤ヒアルロン液」
引用:ロート製薬公式サイト
商品名 |
肌ラボ 極潤ヒアルロン液 |
区分 | 化粧品 |
内容量 | 170mL |
値段 | 814円(税込) |
特徴 |
●発酵技術から開発したうるおい成分「乳酸発酵ヒアルロン酸」を配合。 |
ロート製薬の「肌ラボ 極潤ヒアルロン液」は、手に取りやすい価格帯のヒアルロン酸配合の化粧水として人気を博しています。配合しているヒアルロン酸は以下の4種類です。
- 乳酸発酵ヒアルロン酸
- ヒアルロン酸Na
- アセチルヒアルロン酸Na
- 加水分解ヒアルロン酸
それぞれのヒアルロン酸の弱点を補いつつ、余すことなく肌にうるおいを補給できます。ターゲット層に応じた価格設定と長年のヒアルロン酸研究による適切な成分設計が、ロングセラーにつながっている事例です。
ONE BY KOSE「ザ ウォーター メイト」
商品名 |
ONE BY KOSE ザ ウォーター メイト |
区分 | 化粧品 |
内容量 | 160mL |
値段 | 2,640円(税込) |
特徴 |
●世界初(*2)のヒアルロン酸・セラミド複合体を形成するキー成分を配合。 |
(2*)ヒアルロン酸Na・セラミドNG・ステアロイルメチルタウリンNa・イソステアリン酸PEG-8グリセリル・コレス-10の選択が世界初
KOSEの「ONE BY KOSE ザ ウォーター メイト」は、ヒアルロン酸Naにセラミドをかけ合わせた配合で肌にうるおいを与え、キメを整えることにフォーカスした化粧水です。セラミドのバリア機能を強化する働きが、ヒアルロン酸の効果を高めています。
「世界初」と謳える成分の組み合わせによって、従来の化粧品との差別化とPRが成功した事例と言えるでしょう。
IPSA|ザ タイムR アクア
引用:IPSA公式サイト
商品名 |
IPSA ザ タイムR アクア |
区分 | 医薬部外品 |
内容量 | 100mL、200mL |
値段 | 2,970円、4,730円(税込) |
特徴 |
●独自の保湿成分「アクアプレゼンターⅢ」(*3)が肌表面にうるおい成分を留まらせ、水分を逃さないように働く。 |
(*1)すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらない、刺激感がない、コメド(ニキビのもと)ができないというわけではありません。
(*3)アクアプレゼンターⅢ:アセチル化ヒアルロン酸Na、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液
IPSAの「ザ タイムR アクア」は、ヒアルロン酸を始めとした保湿成分の分子の大きさを利用した設計の化粧水です。分子の大きいアセチル化ヒアルロン酸Naを肌表面に留まらせ、分子の小さい他の保湿成分がすばやく肌になじんで水分を与える仕組みになっています。
また、医薬部外品の有効成分で肌荒れなどのトラブルを防ぐ配合が、ヒアルロン酸のうるおい効果とのシナジーを期待させてくれる逸品です。
まとめ|保湿目的のアイテムならヒアルロン酸の採用を検討しよう
ヒアルロン酸は、化粧品開発において重要な保湿成分のひとつです。種類を把握し、ヒアルロン酸同士や他の成分と組み合わせることで、相乗効果を狙ったり、他製品との差別化を図ったりすることもできます。
ベイコスメティックスでは、ヒアルロン酸を配合した化粧品の開発にも対応可能です。マーケティング会社ならではのノウハウで、他社とは一線を画したアイテムの企画・開発からPR戦略の立案まで一気通貫でサポートします。
気になった方は、以下から無料で資料をダウンロードして、企画の参考にしてみてください。
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