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バルクとは?基礎知識を徹底解説|おすすめの化粧品OEMメーカー3選も紹介

化粧品業界で「バルク」は具体的に何を指すのか?気になっていませんか。

結論、バルクとは容器に詰め込む前の“中身”を指します。

本記事では、化粧品業界におけるバルクについての基礎知識や、委託におすすめの化粧品OEMメーカーを紹介します。

最後まで読めば、バルクについての知識を得られて、どこまで委託すべきかを判断できるはずです。

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バルクとは|容器に充填する前の中身のこと

バルクとはなにか説明する画像

「バルク」とは、容器に充填する前の化粧品の中身そのものを指す専門用語です。バルクの正しい理解は、化粧品の製造・流通・輸出入に関わるすべての現場で欠かせない知識です。

ここでは、化粧品製造におけるバルクの意味を以下にそって解説します。

  • 化粧品のバルクの意味
  • 化粧品のバルク輸入・輸出の意味

化粧品のバルクの意味

化粧品業界で「バルク」とは、容器に充填する前の“中身”そのものを指します。例えば、化粧水やクリームなど原材料を混ぜ合わせて完成した状態がバルクです。

バルクは、製品の品質や使用感を大きく左右するため、製造工程では原材料の検査から品質検査まで厳密な管理が行われます。

完成したバルクは、通常そのまま容器に充填されて商品化されますが、近年では「バルク納品」といって、容器に充填せず中身だけを納品するケースも増えています。

バルク納品を活用して、充填や包装を自社や別の委託先で行えば、小ロット生産も可能になり、柔軟な生産体制の確保やコスト削減が叶うでしょう。

化粧品のバルク輸入・輸出の意味

化粧品のバルク輸出入の意味とメリットデメリットは以下のとおりです。

  意味 メリット デメリット
バルク輸入 海外で製造した化粧品の中身を、ドラム缶などで日本へ輸入し、国内で充填・包装する方法 ・国内市場向けに柔軟な仕様変更ができる
・品質管理を国内で実施できる
・輸入手続きや規制対応が必要
・国内に充填設備が必要
バルク輸出 日本で製造した化粧品の中身を海外へ輸出し、現地で充填・包装する方法 ・現地ニーズに合わせた製品化が可能
・現地での製造コスト削減
・輸出規制や証明書の準備が必要
・現地充填先の品質管理が課題

バルク輸入・輸出は、グローバル展開を目指す企業にとってコストや柔軟性の面で有効ですが、法規制や品質管理などのリスクにも十分な対策が求められます。

OEMメーカーを活用すれば、製造や品質管理、法規制対応の多くを任せられるため、専門知識や設備投資の負担を大きく削減できるでしょう。

バルク製造から納品までの流れ

1.原材料・資材の検査
2.原材料の計量(秤量)
3.バルク製造
4.バルクの品質検査
 a.外観検査
 b.官能検査
 c.物性検査
 d.微生物検査
 e.定量・定性分析
5.容器の洗浄
6.充填・包装
7.製品検査
8.納品

化粧品のバルク製造では、品質と安全性を確保するために多段階のチェックを実施します。

原材料や資材は、化粧品基準や不純物の有無を厳しく検査し、0.01g単位で正確に計量されます。バルク製造時には、気温や湿度の影響を受けやすいため、機械による管理だけでなく人の目による確認も重要です。

完成したバルクは、外観や香り、粘度や微生物汚染の有無など多角的な品質検査が行われます。また、容器の洗浄も徹底し、充填・包装段階での異物混入防止がポイントです。

最終製品は表示や内容量も含めて検査され、厳しい基準をクリアしたものだけが納品されます。

バルクの品質を長期間維持し、消費者の満足度を高めるためには、容器選びも非常に重要です。全工程にわたる細やかな管理と適切な容器選定が、変質しにくい高品質な化粧品の提供につながります。

バルクの特性に合わせた容器の選び方3選

バルクの特性に合わせた容器の選び方は、以下の3つです。

バルクに合わせて容器を選ぶ理由

化粧品OEMで成功するには、バルクの特性に最適な容器選びが欠かせません。

適切な容器を選んで品質劣化を防ぎ、消費者からの信頼獲得や、品質とブランド価値の両立を目指しましょう。

バルクの粘度や形状に適した容器を選ぶ

バルクの粘度や形状によって、以下のように最適な容器は大きく異なります。

容器のタイプ バルクの形状
ボトルタイプ 化粧水や美容液などサラサラした液体
チューブやジャータイプ クリームやジェルなど粘度が高いバルク
専用ケースやスティックタイプ 固形バームやリップなど

化粧水や美容液などはボトルタイプが最適で、ポンプ式やスプレー式なら使い勝手も向上します。

一方、クリームなど粘度が高いバルクは、内容物を最後まで使いやすいチューブやジャーが最適です。固形バームやリップなどは、専用ケースやスティック容器が推奨されます。

充填の工程や使用時の利便性も考慮し、バルクがスムーズに出る構造を選びましょう。バルクの性質に合わせて容器を選べば、製品の品質を維持できてユーザーの満足度も向上します。

バルクの成分特性に配慮した材質・構造を選ぶ

バルクの成分によっては、容器の材質や構造が製品の品質を大きく左右します

例えば、アルコールやオイル成分が多いバルクには、耐薬品性のあるガラスや特定の樹脂素材が適しています。

また、エコ素材や再生プラスチックを選べば、環境配慮やブランドイメージ向上にもつながるでしょう。成分特性に応じた容器選定は、化粧品の安定供給と差別化のカギとなります。

バルクの劣化を防ぐ保護機能を重視する

化粧品の品質を長期間維持するためには、バルクの劣化を防ぐ容器の保護機能が欠かせません。

紫外線や空気に弱い成分は、遮光性や密閉性に優れた容器に入れると、酸化や変色、微生物の混入を防げます。特にエアレスポンプ容器は、使用時に空気が入りにくいため、バルクの鮮度保持に効果的です。

外部からの衝撃や温度変化にも強い材質を選べば、輸送や保管時のリスクも軽減できます。品質保持機能を備えた容器の採用により、製品の安全性と長期間にわたる品質維持が実現できるでしょう。

バルク納品のメリット・デメリット

バルク納品のメリットとデメリットは以下のとおりです。

  • メリット|コストコントロールの柔軟性が高まる
  • デメリット|品質管理や充填工程の負担が増える

コストコントロールがしやすいというメリットがありつつも、総合的に見ると化粧品OEMメーカーへの一任が安心かつ効率的と言えるでしょう。

メリット|コストコントロールの柔軟性が高まる

バルク納品では、充填や包装、最終パッケージングを自社や別の委託先で行います。資材調達や各工程ごとのコスト管理がしやすくなり、コストコントロールの柔軟性が高まるでしょう。

最終工程を自社で担えば、オリジナル仕様や小ロット生産、限定デザインなど、より自由度の高い商品展開が可能です。

成分のカスタマイズなどブランド独自の価値を打ち出しやすく、ターゲットごとの製品開発にも対応できます。

バルク納品は、コストの最適化とオリジナリティの両立を目指す企業にとって有効な選択肢と言えるでしょう。

デメリット|品質管理や充填工程の負担が増える

バルク納品には注意点もあります。自社で充填や包装を行う場合、化粧品製造業許可を取得した施設を用意する必要があり、あわせて品質管理の負担も増大します。

バルクは保存状態によって品質が左右されるため、温度や湿度などの管理体制の整備が重要です。また、包装資材やラベルの手配、保管場所の確保も必要です。

バルク製造以外の工程を自社で担う場合は、専門知識や設備投資が求められますが、化粧品OEMメーカーに委託すれば、品質管理や充填工程もすべて任せられます

自社は販売促進などのコア業務に専念できるため、効率よく事業を展開できるでしょう。

化粧品のバルク製造におすすめのOEMメーカー3選

化粧品のバルク製造におすすめのOEMメーカーは、以下の3社です。

  • 株式会社べイコスメティックス|商品の企画から流通まで完全伴走
  • TOA株式会社|100年以上の歴史と実績を誇る業界No.1メーカー
  • 株式会社ケイズ|無限のバリエーションから最適な化粧品容器を提案

自社ブランドで化粧品をつくるなら、化粧品OEMメーカーに一気通貫で委託するのが、最短かつ効率のよい方法です。

以下のおすすめ3社から、自社に合ったメーカーを選んでみてください。

株式会社べイコスメティックス|商品の企画から流通まで完全伴走

株式会社BAYCOSMETICS

引用:株式会社ベイコスメティックス公式サイト

会社名 株式会社ベイコスメティックス
所在地

本社・工場:大阪府泉佐野市下瓦屋3-3-27
営業所:東京都港区新橋6丁目9-4 新橋六丁目ビル 4階

特長 ・マーケティング会社で培ったリサーチ力で、どこよりも早く市場ニーズを把握する
・自社工場と協力工場の連携で迅速なバルク製造を実現する

株式会社ベイコスメティックス」は、マーケティング会社が運営する化粧品OEMメーカーで、企画から販路開拓までサポートしています。

自社工場に加えて複数の協力工場と連携しており、開発からバルク製造、量産を迅速に進められます。

マーケティング会社ならではの高いリサーチ力を活かし、徹底した市場動向調査も実施。スピーディーに生産した製品を、市場調査に基づき“売れる商品”へとブラッシュアップします。

商品の企画から販促までフルサポート体制で、自社ブランドの成功を目指す企業様におすすめです。

TOA株式会社|100年以上の歴史と実績を誇る業界No.1メーカー

TOA株式会社(旧:日本コルマー株式会社)

引用:TOA株式会社公式サイト

会社名 TOA株式会社(旧:日本コルマー株式会社)
所在地

本社:大阪府大阪市中央区北浜三丁目5番29号日本生命淀屋橋ビル17階

特長 ・不良が発生しない仕組みを、国内の法令と自社の厳しい基準で管理いている
・国内外のネットワークを活用して、最新トレンドにも迅速に対応できる

TOA株式会社」は長い歴史と豊富な実績を持ち、業界でNo.1の売上とシェアを誇る化粧品OEMメーカーです。

国内の工場を7拠点に分散しているため、災害やトラブルなど有事の際でも安定した生産・供給が可能です。

また、温度や湿度、安全対策を徹底した作業環境に加えて、250人以上の品質管理部員が品質検査を行っています。国内の法令や厳しく設定した自主基準を軸に、品質管理体制を構築しているため、安心安全のバルク製造を実現できます。

大手メーカーならではの管理体制を活用したい企業様に向いているOEMメーカーです。

株式会社ケイズ|無限のバリエーションから最適な化粧品容器を提案

株式会社ケイズ

引用:株式会社ケイズ公式サイト

会社名 株式会社ケイズ
所在地

本社・工場:石川県金沢市専光寺町ニ188

特長 ・容器の形や素材を無限の組み合わせで提案できる
・スキンケアやヘアケア、医薬部外品まで幅広い製品の製造が可能

株式会社ケイズ」は、コストバランスに優れた、化粧品容器の最適な提案を強みとする化粧品OEMメーカーです。

色や形、バルクに適した素材など、企業様の要望に合わせて容器をコンサルティングします。商品の企画から充填・包装まで、一貫したサポートが可能です。

包装までの全工程はもちろん、一部工程のみの依頼も柔軟に対応できます。

化粧品の顔とも言える、容器やパッケージに徹底的にこだわった商品をつくりたい企業様におすすめのメーカーです。

まとめ|化粧品のバルク製造ならベイコスメティックス

化粧品業界においてバルクとは「容器に入れる前の中身そのもの」のことです。

化粧品OEMでは、バルク納品など一部工程の委託も可能ですが、開発から充填・包装まで一任するのが効率的でおすすめです。

「ベイコスメティックス」では、商品の企画から販路開拓まで、企業様に寄り添い一気通貫で手厚くサポートいたします。

新規参入される企業様も、自社で人員や設備に投資する必要がなく「要望のみ」で安心してお任せいただけます。

気になった方は、以下から無料の資料をダウンロードして、詳しい内容を確認してみてください。

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